2019年12月14日〜2020年1月13日まで
名古屋城にて開催されました
「本丸御殿✕プロジェクションマッピング
名古屋城の夜を彩る光と食のイベント」
1→10主催による『名古屋城夜会』
の音楽監督・作曲・音楽制作を石田多朗が担当しました。
LIL株式会社の井筒さん、橋本さんとご一緒させていただきました。
本丸御殿に大きく投影された映像作品の音楽だけではなく、
名古屋城に入ってから、本丸御殿まで長く美しい道が長く続くのですが、
そこに流れる音楽も作曲いたしました。
冬の夜の暗さ(黒)と、名古屋城の白。
モノクロの対比がほんとうに美しく、まさに幽玄の世界が立ち現れていました。
「きれいで不思議な弦の音が鳴り響いていた。」といったコメントを多くいただきましたが、
あれは北海道のアイヌの方がよく演奏される「トンコリ」という楽器の音です。
トンコリの独奏をメインとした音楽を名古屋城全体に響かせていました。
それらとはまた対照的に、本丸御殿には多くの飲食店が出店され、
映像は極彩色のにぎやかな、豪華な映像となっていました。
まるで横尾忠則の絵がそのまま映像になったかのような、
一見、狂乱しているようにも、また同時に知的にも感じる不思議な魅力が詰まった映像が素晴らしかった。
音楽は、すべて私一人で、演奏・作曲をして制作いたしました。
ピアノ、ドラムス、ベースなどの楽器、
MoogOne,Arp Oyddeyなどのアナログのシンセサイザー、
街の雑踏、自然の音などをフィールドレコーディングしたものなどを
織り交ぜて作曲しています。
また、今回はSE(効果音)もすべて自分一人で作成することで、
音楽、映像全体の統一感を出すことに成功したと思っております。
そう、今回なんと1→10の方にDRIFTERの提灯も作ってもらったんです。笑
こういうのはとてもうれしい〜〜
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